レイク（新生フィナンシャル）への債務整理（任意整理）について

このページでは、レイク（新生フィナンシャル）への債務整理（任意整理）について詳しく解説していきます。

レイクは、任意整理に対して柔軟に対応してくれるケースが多いです。しかし、遅延期間が長い場合は一括払いを請求してくる場合もありますので注意が必要です。

レイクの任意整理の特徴としましては、

①和解日までの遅延金や経過利息は原則全額請求される

→レイクは延滞状態が極端に長い場合は、原則遅延損害金も含めて一括請求をしてきますが、交渉を重ねると60回まで分割払いを認めてくれるケースが多いです（事案によっては60回以上も可能です）。

和解日までの利息や遅延損害金につきましては、かつては全額カットしてくれていましたが、近年では原則全額（最低でも半分くらい）は請求されます。（令和7年時点）

これはどこの会社でも該当することですが、支払いが遅れて裁判を起こされて判決（債務名義）を取得されると、和解日までの利息や損害金は一切減額してくれないケースが多いです。そのため、裁判を起こされる前に任意整理をした方が、メリットは大きいといえます。

②取引期間が長いと将来利息をカットしてくれるが、短いと将来利息を請求される

→レイクは取引期間が1年未満と極端に短い場合は将来利息を請求してきますが、何度も交渉すると全額カットしていただけることが多いです。（令和7年時点）

将来利息があるかないかで支払回数に大きな差が生じてくるケースもありますので、当事務所では将来利息をカットできるよう粘り強く交渉しています。

③レイクは銀行カードローンの保証会社になっていない

→レイクは、アコム・プロミス・アイフルと異なり、銀行カードローンの保証をしていないため、銀行カードローンの債務整理をしてもレイクに代位弁済されるケースはありません。

Eさんはレイクと約1年間取引をしていましたが、取引期間が1年に満たなかったため、将来利息を請求されました。

元金が約50万円でしたので、将来利息を付けてしまうと、支払回数も余計に伸びてしまい、Eさんの負担が大きくなってしまうため、生活苦の諸事情を説明し、将来利息を全てカットして和解することができました。

Eさんは合計3社を任意整理しましたが、全ての会社で将来利息を全てカットできましたので、任意整理をしたメリットが大きかったと思います。

Fさんは総債務が5社で300万円以上ありましたので、当初は自己破産も視野に入れていましたが、安定した収入があったこともあり、、任意整理をすることになりました。

レイクへの月々の支払原資を抑えるために、支払回数を80回まで伸ばして和解することができました。他社も支払回数を伸ばしてくれましたので、結果的には7年以内に全て完済する目途が立ちました。