本日は、アコムとの債務整理(任意整理)の最新状況について、実務経験を交えながら書いていきたいと思います。

本日は、アコムとの任意整理の最新状況について、実務経験を交えながら書いていきたいと思います。
まず、アコムに債務がある場合は2パターンあります。
1つ目はアコム本体とローン契約を結んで、アコムのカードで金銭消費貸借をしたり、ショッピング利用をしている場合です。
この場合は、取引期間が1年未満と極端に短いと将来利息を請求してきます。
もしくは、任意整理をすると本来5年で分割払いできることが多いのですが、将来利息を取らない代わりに、その期間を3~4年にするように支払期間の短縮を要求してきます。
仮に将来利息を少しでも付加してしまうと、本来任意整理をすることにより5年で支払いが終わる予定だったものが、6年くらいかかってしまったりするので、お客様の負担が増大してしまいます。
そのため、取引期間がわずかな場合に私がアコムと交渉する際は、将来利息を全カットして弁済期間を極力長めにするよう交渉してます。
直近で、アコムとの取引期間が1年未満の方を任意整理したのですが、その際は将来利息をカットして4年の分割払いで和解できました。
一般的に消費者金融より信販会社の方が支払期間は柔軟に対応してもらえますので、アコム以外に信販会社での借り入れがある場合は、信販会社の弁済期間を5年より長めにしてもらい、お客様の月々の負担を減らすことも可能です。
また、アコムの支払期間を短縮すると、どうしても月々の収入と支出のバランスから生活が苦しくなるといった場合は、「自己破産」や「民事再生」などの手続きを選択することも可能です。
2つ目のパターンは、三菱UFJ銀行やauじぶん銀行でカードローンを組んでいる場合に任意整理をすると保証会社であるアコムへ債務が移るパターンです。
この場合は、割と柔軟に対応してくれますので、将来利息をカットして5年の分割払いで和解できています。
当事務所では、取引期間が短い場合の債務整理も多く受任してきましたので、お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
以上