おまとめローンとは、複数社からの借り入れを1本化して支払う制度のことです。
「消費者金融や銀行からおまとめローンを勧められたが、債務整理の方がメリットは多いですか?」というご相談を多く頂戴しております。
おまとめローンのデメリットや、債務整理と比べてどちらが優れているのかを解説していきたいと思います。
① おまとめしても金利があまり低くならず、返済が楽にならないケースがある
→おまとめローンを組むと、元本が多くなり利息はそれまでよりは多少下がるので、返済は楽になったと最初は感じるかもしれません。(利息制限法では、100万円以上の借入で15%まで金利を取ることが認められています。)
しかし、利息がゼロになるわけではありませんし、利息制限法の上限ギリギリまで金利を設定されてしまうと、結果的に毎月の返済はそれほど楽にならず、利息でなかなか元本が減らないケースも多いです。仮に月々の返済額をかなり下げてもらったとしても、その分支払回数が増えて完済までかなりの年月を要することになってしまいます。
② おまとめしたことにより借金が逆に増えてしまうケースがある
→例えば、A社とB社から100万円、C社とD社から50万円ずつ借入があった場合、E社で300万円のおまとめローンを組んでA~D社を完済したとします。この場合、D社に1本化できたので、そのままE社へひたすら完済まで支払いを継続できればいいのですが、途中でA~D社が「またお金借りませんか?」と言ってきてまた借りてしまうケースも多いです。
A~D社からしてみれば、1度完済してくれたお客さんなので、喜んで再びお金を貸してくれます。ここでまた借りてしまうと、おまとめローン以外の借金ができてしまい、結果的に借金が余計に膨れ上がってしまうことになります。
債務整理をすると信用情報機関に登録されてしばらくローンを組んだりできなくなりますが、しばらく支払いに専念したい場合は、他社からの借入ができなくなることは、これ以上借金を増やさないことに繋がります。
また、おまとめローンと異なり、今後の利息をゼロにすることによって、払えば払うほど元本がどんどん減っていきますので、心理的負担も楽になります。さらにおまとめローンと毎月同じ金額を支払うと想定しても、完済までの期間はおまとめローンよりもかなり短縮できるはずです。
結論としましては、おまとめローンより債務整理の方が優れている点は多いため、お悩みの方は1度ご相談ください。
1人で悩まずまずはご相談を
受付時間:9:00~23:00(年中無休)
土日祝日・夜間の相談も承ります。
メールでのご相談は24時間受付しております。
ご相談実績は5,000件以上です。
過払い金報酬は10%のみ、債務整理の費用も安心の低額設定ですのでお気軽にお問い合わせください。